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産地便り。糸島のヨシウラファームさんへ行って来ました。

こんにちは、先日福岡県糸島市にあるヨシウラファームさんを訪問して参りました。

ヨシウラファームさんはどんどんで使う青ネギを栽培して下さっている農家さんです。

糸島は伊都国と志摩国が一つになって糸島になったと言われています。

私はお恥ずかしながらちょっと前まで「糸島」という島があるものだと思っていました。

今は、観光地としても有名な他、九州大学の新キャンパスも作られ、

大開発が行われている福岡でももっとも注目されている場所の一つです。

こんなネギ畑が糸島中のあちこちにあります。

今回訪問したヨシウラファームさんは糸島の中に栽培面積2472a(平成29年時点)

のネギ畑を持ち、糸島では1番のネギ農家さんです。

今年は、夏以降、多くの九州のネギ農家さんが台風や害虫の被害にあわれたそうですが、

ヨシウラさんのネギは立派に育っていました。

ネギを育てる秘訣は、ネギを野菜ではなく人間と同じように思い、

とにかく丁寧に育てることだとおっしゃっていました。

例えば、夏場の雑草の除去。とても大変な作業で、多くの農家さんではなかなか手が回っていません。

しかし、ヨシウラファームさんでは草抜き専門のスタッフが一つ一つの畑を周り、雑草を丁寧に抜いておられるとのことでした。

働く人も大変ですし、コストもかかりますが、こういった地道な作業が良いネギ作りにつながるのですね。

刈り取り後のネギ畑。奥には草取りをする従業員さんたちがおられました。

萩からはスナダフーヅの従業員だけでなく、どんどんの契約ネギ農家さんも参加しました。

吉浦社長が直々にネギ作りのノウハウを惜しげも無く教えてくださり、みんな真剣に聞き入っていました。

吉浦社長の話に聞き入る農家さんら

約3時間かけてほぼ全ての圃場を見学させて頂き、台風や害虫と戦うネギ農家さんのご苦労もよく分かりました。

写真を撮り損ねましたが、この辺りは古墳がたくさんありました。昔から多くの人が住んでいたのだと思います。

それだけ実り豊かな土壌があるのでしょう。

最近、糸島の農産物が美味しいと話題になることが多いのですが、それも当然という気もしました。

この度の訪問を終えて、今まで以上にネギを大切に扱って参りたいと思いました。

ヨシウラファームの皆さま、ありがとうございました。

最後に全員でパチリ。天気の良い最高の1日でした。