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箱根駅伝を振り返って

こんばんは走るうどん屋Pです。

今回はうどんの話は全くありません。タイトルの通り令和初の箱根駅伝を振り返りたいと思います。

マラソンを本格的に初めてから、箱根駅伝は毎年見ています。といってもお正月は仕事ですので、帰ってから録画した番組を早送りしつつ、ポイントだけ確認しています。私が初めて箱根に興味を持った年に優勝したのが青山学院大学です。以来青学のファンです。(もう一校、駒澤大学も応援しています。)

今年はやっぱりというべきでしょうが、青山学院大学の圧勝でした。

テレビでは2区のスーパルーキー岸本選手や4区の苦労人吉田祐也選手の活躍が多く取り上げられています。

しかし、私の記憶に一番残ったのは3区を走った主将の鈴木塁人選手の走りです。

2区の岸本選手からトップでタスキを受け取ったものの、一時は3位まで後退しました。規格外の東京国際大学のヴィンセント選手に抜かれたのはしょうがないとしても、國學院大学の青木選手に追い抜かれた時は、悪い流れだなあと思いました。

ところが最後で意地を見せます。驚異的なスパートで抜き返し、差を広げ結局2位でタスキをつなぎました。必死の走りは見ていて心が震えました。
 この鈴木選手の気持ちの強さが、そのあとの吉田君の快走へ繋がったのだと勝手に考えています。


青学の主将のプレッシャーって半端ないと思います。全国が注目する箱根で勝たなければならない、皆より速くなければならない、チームを1つにまとめないといけない。自分の走りだけに集中していられません。

それでもしっかり結果を出し、メンバーの心に火をつける走りをしました。
さらに、箱根の特集番組では、自分が走り終わってからも一番声を出してメンバーを応援している鈴木選手の姿が印象に残っています。

今年の青学優勝のMVPを私が勝手に決めるとすれば、この鈴木主将をおいて他にはいません。

思わず熱く語りましたが、そのくらい箱根駅伝は大好きです。

そして、箱根が好きすぎて、数年前に一生の思い出にと箱根の5区を走ってきました。その時の写真がこれです↓

箱根往路ゴール前にて


写真でもお分かりになるかと思いますが、真冬の箱根路を走りました。

その時の気持ちは、大好きなアイドルのコンサートに行ったような気分とでも言ったら良いでしょうか?あの坂、このカーブ、あの建物とテレビで見る景色のそばを駆け抜けるたびに感動です。(変わり者と言われても構いません!)

一方で、寒く、そして怖くもありました。

当然、交通規制がされてませんので走っているそばを車がビュンビュン走ります。気をぬくと当てられそう。さらに途中から雪が降り始め、往路ゴールに着いた時にはフラフラでした。復路も走って帰る予定でしたが、潔くあきらめ(!)。箱根駅伝ミュージアム(そんなのがあるんです。)を見学後、バスに乗って帰って参りました・・・。その事が今でも悔やまれます。

一度は大手町から芦ノ湖まで全部走破してみたい。そんな想いを新たにした、令和初の箱根駅伝でした。